【2月9日 節分會 星祭りのご案内】
星祭りとは、弘法大師が唐(現中国)より御請来(持ち帰られた)の『宿曜経(スクヨウギョウ)』に依るもので、
我々が持って生まれたそれぞれの『星』によって日々の吉凶や禍福を決めたり占ったりするものです。
人の生死、万物の生態は月の満ち欠け、海潮の干満と密接に関係しています。
それらは多くの星の動きによって司られていて、宇宙の存在・個々の現象は星と星のバランスの中で様々な因果関係を保ちながら生かされているのです。
『宿曜経』に基づきこれらの星を供養し、皆様の諸願成就を祈願するのが星祭り(星供)です。
星供には本命星と当年星があります。本命星は北斗七星のうちその人の生まれた年にあたる星で干支により配置されています。(一生変わらない)
また当年星は生まれ年から次第に九曜を数えてその人の年齢にあたる星です。(毎年変わる)
特に当年星はその年の吉凶に係わる星です。星供は凶の年の人の星を拝み、少しでも禍いを軽減させたり(息災)
吉の年の人の星を拝みより福徳を増す(増益)よう祈ります。
《日時》 令和二年二月九日(日)午前十時半より 於 護摩堂
御祈祷料 二千円
(皆様にお札をお持ち帰り頂きます)
護摩供の後に、紙餞を皆さま御一人づつ護摩炉にお供え致します。
(星は人間の感覚と同じくお金が好きだと言われています。
本当のお金の代わりに、紙餞をお供えして皆さまの星の運気が上がるよう御祈願致します)
また、最後にみなさまと一緒に豆まきをしたいと思います。